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絵の具や色鉛筆での肌色の作り方!小学生や中学生でも簡単にできる三原色の割合は?

お役立ち

絵の具や色鉛筆で描かれたイラストって素敵ですよね。

しかし、「絵の具や色鉛筆の中に肌色がなくて作り方がわからない!」と思ったことはありませんか?

人物の肌色を表現することは、作品を仕上げるための重要なステップの一つ。

しかし、人の顔や手の色を塗る際に必要な「肌色」は、絵の具チューブや色鉛筆がなくてもいくつかの色を混ぜれば様々な色合いを作れるんです。

そこで…

  • 絵の具や色鉛筆を使った肌色の作り方が知りたい!
  • 小学生・中学生や初心者でも作れる簡単な肌色の割合は?

この記事では、絵画やイラストで必要な肌色の作り方に関する疑問をやさしく説明します。

色の混ぜ方からきれいな肌色を作るコツまで、一緒に学んでいきましょう!

ハナ
ハナ

肌色という言葉は日本人の肌の色を指す用語になるため、今はペールオレンジ(薄橙)と呼ばれることが多いです。

今記事ではわかりやすく肌色と明記しておりますが、ご了承ください。

簡単な肌色の作り方

肌色を作るには、まずは大まかな色の理解をしていきましょう。

自然な肌色は微妙な色合いですが、基本的には暖色を中心に複数の色を混ぜることで目的の肌色に近づけることができます。

また、色の比率を変えることで、様々な肌のトーンの表現が可能になります。

肌色の作り方の基本!混ぜる割合は?

肌色を作る基本は白の絵の具をベースに赤や黄色を足し、細かな調整のために青色や茶色を加えることです。

最初に白を多めに取り、そこに少しずつ赤や黄色を加えていきます。

明るい肌色が欲しい場合は黄色を強めに、暗めの肌色を希望するなら赤を多くします。

少し色味を変えたい場合は、茶色や青などの絵の具も加えてみましょう。

以下がよく使われる簡単な肌色の作り方です。

  • 白ベース+赤+黄色
  • 白ベース+オレンジ ※初心者向け(1番簡単!)
  • 赤+黄色+青(+白)

暗めの肌色を作る際に黒を入れがちですが、色が強くこげ茶色のような不自然な肌色になるためご注意を!

また、透明感を出したい場合は、水で薄めるのも1つの方法です。

肌色は微妙な色合いとなるため、実際に塗り試しながら調整してみてください。

肌色を作る時のコツとは?

肌色を作る1番のコツは、少量ずつ色を混ぜて混色を作ることです。

突然大量の色を混ぜると、予期せぬ色になってしまいます。

また、人物の肌は一様ではないため、影や光による変化も表現には重要です。

顔のパーツによって色を微妙に変えたり、影の部分は青や茶色を加えて暗めの肌色にするなどの工夫してください。

ユキ
ユキ

後で足りなくなる場合もあるので、肌色の絵の具を作る時は少し多めに作った方がいいかもしれません。

様々な画材で作る肌色の作り方

肌色はアクリル絵の具でも水彩絵の具でもポスターカラーでも、基本色を混ぜ合わせることができれば作ることができます。

後は、綺麗に材料を混ぜ合わせるためのパレットや絵筆が必要です。

メーカーや種類により微調整が必要になるため、微量を加えながら試してみましょう。

アクリル絵の具を使った肌色の作り方

アクリル絵の具で肌色を作ると、滑らかで均一な質感を出すことができます。

まずは白をベースにし、赤と黄色を加えながら基本的な肌色を作ります。

暗い肌色を作るには、茶色や青/紺をごく少量だけ加えてみてください。

また、この過程で水を足して、絵の具の濃度を調節することも大切です。

エミ
エミ

色は少しずつ加えていきますが、都度しっかり混ぜることで色ムラを防ぐことができますよ。

一度に多くの色を加えてしまうと、望んだ色から離れてしまうリスクがあるので気を付けましょう。

水彩絵の具を使った肌色の作り方

水彩絵の具での肌色作りは、透明感と混色のコントロールが鍵となります。

ここでも、白をベースに赤や黄色を加えていく基本は同じですが、水彩の場合は水の量で色の濃淡を調整します。

肌色が濃すぎる場合は水を加えて薄めて、透明水彩が表現できるのが水彩絵の具の魅力でもあります。

また、肌の影をつける際は濃い色を慎重に追加することが重要です。

少しずつ混ぜながら目指す肌色に近づけていきます。

色鉛筆を使った肌色の作り方の方法

色鉛筆を使用した肌色は、異なる色の層を重ねて深みのある混色にて表現します。

軽いタッチで何層にも色を重ねていきましょう。

まずは色鉛筆で土台となるオレンジや黄色・ピンクで薄く塗り、少しずつ赤や黄色・茶色を重ねていけば自然な肌色のグラデーションが作り出せます。

肌の陰影を出したい部分は、暗めの色を少し多めに塗り加えます。

重要なのは、一箇所に強い圧をかけずに複数の色を均等に混ぜ合わせることです。

最後に、ハイライトや明るい部分に白や明るい黄色を加えると立体感が生まれ、よりリアルな肌色の表現が可能になります。

各画材ごとに特有のコツがありますが、うまくマスターすれば作品に深みを与えることができます。

ハナ
ハナ

色鉛筆では輪郭や影が自然に見えるように、色の境界をぼかすように重ねと綺麗に仕上がります。

最初は赤や黄色のベース色で塗り、慣れてきたら他の色も足してみましょう。

絵の具や色鉛筆を使った肌色の作り方/まとめ

今回は絵の具や色鉛筆を使って、さまざまな肌色を作るテクをまとめました。

小学生・中学生や初心者も基本の色をうまく混ぜ合わせることで、オリジナルの肌色が作れます。

また、色彩を混ぜることで無限に広がるパレットの世界は絵画表現の基本であり、豊かな色調を作り出すための大切なスキルです。

アクリル絵の具や水彩絵の具、色鉛筆それぞれに適したテクニックを駆使すれば、クリエイティブな表現を追求できます。

肌色以外にも自分だけの色を見つけ出して、素敵な作品を描いてみてくださいね。

ハナ
ハナ

いろいろな方法を試しながら、あなたの絵にぴったりの肌色を作る楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

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